極上のひとときを
月をコンセプトにデザイン
17世紀に創設された建築群と庭園からなる桂離宮に北西二方面し、約100年間佇んでいた古民家を伝統構法でフルリノベーションし蘇らせました。
材料には檜・松・杉・楢など全て無垢材を使用し、アクセントに銅・大谷石を多用。
ステンドグラスとオークの観音開き玄関ドア・ステンドグラスの月見窓・大谷石の円鏡・鉄門の意匠など、随所に『月』をモチーフとしてデザインしました。
『和製ベヒシュタイン』と呼ばれ国内最高水準のピアノと評されている『大橋ピアノ』常設。
生産台数は4639台しかなく幻のピアノといわれています。
〜 後世への伝承 〜
【伝統構法でリノベーション】
「木組み」「石場建て」「土壁」
伝統構法とは、主にこの三つの要素からなる日本古来の建築工法です。
「木組み」は、金物(ボルト等)接合に頼らず、複雑な形状に手刻み加工された木構造材同士の接合・組み合わせ(仕口・継手)により建物全体を支える耐力を生み出し、
「石場建て」では、礎石に柱を載せ、緊結・固定しないことで地震によってかかる力を逃し、
「土壁」を柱と柱の間に塗り込み、あらわしの木の柱と共に湿気を吸収・放出することで、内部空間の空気を穏やかに調整します。
これらの特徴を持つこの工法の最も特筆すべき点は、その耐用年数の長さです。
それは多くの現存する日本の歴史的な建造物が証明しています。
現在我が国で建築されている木造軸組構法住宅(柱を使って建物を建てる構法)の99%が在来工法であり、伝統構法は1%程にしかすぎないと考えられます。
伝統構法では、高度な技術・知識・経験を有する職人が不可欠ですが、その技術を継承する職人は年々減少し、現在では希少になりつつあります。
あらゆる面で環境への負荷が極めて少なく、日本の風土に適した性能、免震的構造など、昨今再び評価が高まっているこの「伝統構法」の良さを少しでも多くの人に知ってもらい、未来に残していきたい。
R45ギャラリーがそのきっかけになればと願っております。
完全予約制
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